4月30日11回忌 みーちゃん エピソード4

みーちゃん ビアンカ オブ バペチャルスターズ 

血統書のお名前です。単に母の姉の猫さんの名前が「玉ちゃん」だったので「みーちゃん」になったのです。
大正の生まれの母ならではの名つけです。
この子の病気は巨大結腸症で、うんちがなかな出ず、獣医さんに下剤と掻き出していただく方法しかありません。

一緒に力んで出てくれたときは「でかした!みーちゃん」となでなででした。

そのあと肝臓を悪くし食欲がまったくなくなりましたので「強制給餌」ADという(缶詰)栄養食を4時間おきに「シリンジ」にて食させないといけなくなりました。お店が終わって酔っていても4時間おきのルーティーン
みーちゃん自体が私を怖がらずお酒の匂いがしてもお口にすぐ入れられなくても頑張って食べてくれました。
この病気も克服いたしました。数か月間に及ぶ強制給餌疲れはMAXでした。

しかし数値が収まったことで喜びもひとしお。無償の愛!!!!

その2年後胸水が溜まっているということで診断は「心臓病」。

関節の変形と心臓はスコティッシュにはつきものの病気で、覚悟はしていました。

3か月で7キロあった体重は3キロになり毛艷はぱさぱさ 見るのがつらくなっておりました。

ある日ベルコニーで日向ぼっこをしているみーちゃんに「みーちゃん 今日は病院いくのやめよう。もういいね」

「きついよね」というと、こくっと頷いたように見えました。スタスタと部屋に入り玄関で立ちどまると「ジャー」と粗相。

生まれて初めてのこと。「どうしたの?」と抱きかかえると、あのプラットホームのお部屋へ行きました。

見るとみーちゃんとてつもなく大きい声で「にゃー」と3回啼いて腕の中で息絶えました。

ママ頑張ったよ!ママありがとう!ママさようならとでもいったかのような鳴き声でした。

「みーちゃん毎日病院へ行ってお水抜いてごめんね」「待っていたんだね。もういくのやめようって言葉を」

GW中のお別れでした。ありがとう!すごく頑張ってくれたみーちゃん 享年14歳2か月綺麗なお顔で虹の橋へ逝きました。
どんなに泣いてもいいように、GWでお店がお休みだからこの日を選んでくれたんだね。

そうよ。暫くは大声で泣いていたからね。寂しくて寂しくて。

それからふぁんふぁんが寂しがるので「SORA」さんと里親募集でご縁ができました。

SORAさんを招いたのです。

ありがとう!みーちゃんあなたは貴婦人のようでした。